絵本「ぐりとぐら」などの絵を担当したイラストレーターの山脇百合子さん(80)が9月29日に亡くなっておられたことがわかりました。
死因はシェーグレン症候群による衰弱死です。
山脇さんの可愛くて優しい絵で、癒された方も多いのではないでしょうか。
この記事では、山脇百合子さんの子供・夫などの家族構成や、子育て秘話などについてご紹介します!
山脇百合子の子供(息子・娘)や夫は?
山脇百合子さんの子供や夫などの家族構成についてまとめました。
- 夫…亨(すすむ)さん
- 長女
- 長男
- 次女
山脇百合子さんは20代前半で結婚し、お子さんは3人で3歳差だそうです。
子育て中は義母も一緒に暮らしていて、6人家族だったとのこと。
旦那さんの亨さんという名前以外、家族の情報はわかりませんでした。
山脇百合子さんの子育て秘話がぐりとぐらに繋がる!
山脇百合子さんの子育て秘話をご紹介します。
- 子育て中は夫が忙しく義母が手伝ってくれた
- 仕事をするため子どもは早く寝かせた
- 絵本の読み聞かせをよくしていた
- 勉強のことは言わない
- 手作りおやつ
それぞれのエピソードが、優しさにあふれていて、だからこそ山脇さんのイラストが世代を超えて愛されている所以なのかなと、感じられずにはいられません。
子育て中は夫が忙しく義母が手伝ってくれた
子育て中、旦那さんは仕事が忙しくて、子どもをお風呂にいれたこともなかったそうです。
山脇さん自身も仕事を抱えた中、3歳差の子どもを3人も育児だなんて想像しただけでも目が回りそうな忙しさだとわかります💦
そこで助けてくれたのが、同居する義母。
なんでも手伝ってくれて助かったのだそうですよ^^
核家族化が進む現在では少なくなった光景かもしれませんね。
中川さんのご家族、とてもいい関係だったのですね。
仕事をするため子どもは早く寝かせた
山脇百合子さんは、夫と義母と子ども3人の6人分のご飯作りが大変だでした。
なので、絵を描くお仕事は夜だけにしていたそうです。
みんなが寝るのを待ちわびて、夜の8時くらいになったら毎日びしばし意地悪を言って、子どもたちを寝かしつけて……ひどいわよね。
引用:ふくふく本棚
絵本の読み聞かせをよくしていた
ご自身が親に読んでもらったように、とにかく子どもにたくさんの本を読み聞かせしてきたそうです。
昼に夜に、ずいぶん読んだわ。
息子はね、何かをお願いすると「けちじゃないよ ぐりとぐら」と言いながらやってくれたりするのよ。
引用:ふくふく本棚
絵本のセリフを口ずさみながら生活がまわっていく、あたたかい素敵な時間ですね。
晩年はお子さん達が、新聞や本を読んでくれたそうです。
耳で聞くのってすごくいいのよ。
本を読んでもらうと、お話の世界を倍楽しめる感じがするわね。
引用:ふくふく本棚
本の読み聞かせが、世代を超えて伝わっていったのがわかる素敵なエピソードですね^^
勉強のことは言わない
ご自身がそう親から育てられたように、自分の子どもにも勉強のことは一切言わなかったそうです。
長女が小学校1年生の時に、学校に来ていないっていう電話があって、大慌てで探しに行ったこともあったの。
引用:ふくふく本棚
草ぼうぼうの野っ原で、お友だちとヒメジオンの花を摘んでいてね、そんな時も「あらまあ」と思っただけだった。
とてもおおらかに子育てされてきたのがわかりますね!
山脇さんは子どもに「ねぇ、お母さん」と言われたら、「どんなに面白いお話が聞けるんだろう」とワクワクきくのだそうです。本当に本当に優しいお母さんですね。
手作りおやつ
山脇百合子さんの子育てしていた当時はスーパーもあまりなくて、おやつも手作りだったそうです。
子どもと一緒にビスケットの型を抜いたり、コミュニケーションを楽しみながらおやつ作りをされていました。
その温かい経験を大事にされている山脇さんの「ふんわりとおおきいカステラ」だからこそ、みんなの心を癒すのかもしれませんね。
世間の声
児童文学作家で姉の中川李枝子さんと共同で作った数多くの絵本。
1963年に発表した「ぐりとぐら」シリーズは、累計2150万部のロングセラーになりました。
2013年には中川さんと共に菊池寛賞を受賞されています。
山脇百合子さんが亡くなったことをうけて、世間でも悲しみと感謝の声があふれていました。
みなさんそれぞれの胸の中にたくさんの思い出がありますね。
まとめ
この記事では、山脇百合子さんの子供・夫などの家族構成や、子育て秘話などについてご紹介しました。
山脇百合子さんは大変有名な方ですが、意外にもご家族についての情報は少なかったです。
ですが、子育てについては温かいエピソードを多く知ることができました。
山脇さんの残した作品は、世代を超えてこれからも愛されていくものと思います。
素敵な作品をありがとうございました。
山脇百合子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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