イギリス王室は8日夜(日本時間9日未明)に、エリザベス女王(96歳)が死去したと発表しました。
女王の長男である王位継承順位1位のチャールズ皇太子(73)が新国王に即位。
そして、カミラ夫人の肩書・称号がどうなるのかについて、話題になっています。
この記事では、チャールズ皇太子、カミラ夫人の肩書について紹介していきます。
チャールズ皇太子は国王に即位
エリザベス女王の死去で、長男であるチャールズ皇太子は「チャールズ3世」として新国王にすぐに即位されました。
エリザベス女王が長く在位され、確固たる威厳と親しみやすいお人柄で、イギリスを導いてこられた方でした。
偉大なエリザベス女王の後を引き継ぐチャールズ国王は、多難の時代に即位され、多くの重い責務がでてくるでしょう。
チャールズ国王、そしてこれからのイギリス王室の動向に注目していきたいです。
カミラ夫人の肩書はクイーン(王妃)になる?
さて、カミラ夫人の肩書はどうなるのでしょう。
カミラ夫人は、皇太子の2人目の妻であること、皇太子がダイアナ元妃と結婚中も不倫関係であったことに対する反感などが理由で、国民からは王妃の肩書きを与えることへの批判の声がありました。
そんな中、エリザベス女王即位70周年という節目の年である今年、女王が以下のような声明を発表していました。
「機が熟して息子チャールズが国王になったとき、みなさんが私に対する支援と同じものをチャールズと彼の妻カミラにも与えてくれると思っている。そのときが来たらカミラが公務を続けるにあたって、彼女が王妃(クイーンコンソート)と呼ばれることを心から願っている。」
引用:ELLE公式HP
王妃とは王の配偶者に与えられる肩書きで、通常は「クイーン」と呼ばれます。
カミラ夫人を王妃と呼ばれるようにしたいということですね。
エリザベス女王死去され、イギリス王室は以下のようなtweetをしています。
「Queen Consort」クイーンコートとありますので、「王妃」と呼んでいるのがわかります。
イギリス王室では、「カミラ王妃」として認めて、「クイーン」の称号をあたえたということになるのでしょう。
カミラ夫人の称号・肩書について日本国民の反応は?
カミラ夫人の称号・肩書についての日本国民の反応をみていきます。
いろいろな意見がありますが、カミラ夫人が「王妃」という称号になるのは戸惑いがある方が多いようです。
やはり、チャールズ皇太子がダイアナ妃と婚姻関係にあったにもかかわらず、カミラ夫人と不倫関係にあったという事実が少なからず引っ掛からないわけはないですよね。
イギリス国民と同じく、日本国民がカミラ夫人にいいイメージがないのはしょうがないのかもしれません。
まとめ
この記事では、イギリスのエリザベス女王死去後の、チャールズ皇太子とカミラ夫人の肩書について紹介しました。
チャールズ皇太子は国王に、カミラ夫人は王妃になりました。
女王の死去後、10日間喪に服した後ロンドンにあるウェストミンスター寺院でエリザベス女王の葬儀が行われるとのことです。