NHK朝ドラ『あんぱん』では、阿部サダヲさん演じるパン職人・屋村草吉が話題になリましたね。
「えっ、実写のジャムおじさん!?」そんな声もあがるほど、ビジュアルがそっくり!
でも、阿部サダヲさんといえば、今やどんな役でもこなす“演技派俳優”。
実はその裏に、サラリーマン時代という意外な過去があるのをご存じでしょうか?
今回はそんな阿部サダヲさんの若い頃にフォーカス。
サラリーマン時代から俳優としてブレイクするまでの道のりや、時代ごとの貴重な画像も時系列でご紹介していきます。
【画像】阿部サダヲの若い頃はサラリーマン!
画像を盛り込みながらご紹介していきます。
現在は個性派俳優として知られ、映画やドラマに引っ張りだこの阿部サダヲさん!
意外にも芸能界デビューは20代後半とやや遅めでした。
阿部サダヲさんが芸能界に足を踏み入れたきっかけは、友人からの「お芝居とか向いてるんじゃない?」という一言。
この言葉を受け、阿部さんは一念発起し、サラリーマンとして働いていた会社を辞め、俳優の道へ進む決意をしました。
もう少し詳しく説明していきますね。
高卒でサラリーマン
阿部サダヲさんは高校卒業後に地元のパチンコ店に就職しようと考えていました。
しかし、
ラオックスではファクシミリを販売する仕事をしていました。
しかし、接客が苦手で倉庫で過ごすことが多かったと言います。
阿部さん自身お客さんは来てほしくなかったと後に語っているほど。
出社することが嫌で逆方面の電車に乗って海に向かうこともあったそうです。
そんなある日、同僚から「辞表の書き方」という本を渡され、1年半で退職することになりました。
この経験について阿部サダヲさんは、
「いま思えば、そのおかげで僕はここに立っている。仕事には合う、合わないがありますからね」
出典:女性自身
と振り返っています。

このことから、阿部さんのマイペースでおおらかな性格が伝わってきますね。
以降は
- トラック運転手
- コンビニ店員
- 警備員
など職を転々とします。
オーディション合格
そんな中、
こうして今の俳優業に邁進する阿部サダヲさんが誕生したのです。
阿部サダヲさんは1992年、舞台『冬の皮』でデビューしました。
松尾スズキさんが主宰する劇団及び芸能事務所。
現在も阿部サダヲさんは、劇団の看板役者的存在として活躍しています。
所属俳優
- 宮藤官九郎さん
- 星野源さん
- 荒川良々さん
- 正名僕蔵さん などなど



俳優という世界に飛び込むには、相当な覚悟が必要ですが、阿部さんはどこか楽しそうにその道を選んでいます。
その自然体な姿勢が、後の演技にもつながっているのかもしれません。
阿部サダヲの若い頃の顔画像!時系列順に紹介!
阿部サダヲさんの、若い頃から現在に至るまでの顔画像を時系列順に紹介し、その変化をたどっていきます。
若い頃の活躍
阿部サダヲさんの若い頃の活躍を時系列順にご紹介します。
1997年頃|ドラマ『踊る大捜査線』に出演
当時27歳頃の阿部さん。
この頃から既にテレビに出演しており、印象的な目元や爽やかな雰囲気が際立っています。
クセが強くなっていく後年のキャラクターとは違い、この頃は落ち着いた印象。
「室井慎次 敗れざる者 」映画始まりましたね🎥
— いせちゃん| #集客をお話しします (@iseNAGOYA) October 11, 2024
FODで踊る大捜査線のドラマ観てたら、阿部サダヲを出てる!! 知らなかった😍 pic.twitter.com/99O3jEtwwQ
踊る大捜査線に阿部サダヲさん出ててビックリしてる#阿部サダヲ #踊る大捜査線 pic.twitter.com/2ZbkdbMcmS
— 蘭舞留 (@_ranbre) September 20, 2024



今見ると「若い頃イケメンだったんだ!」と驚く人もいるかもしれません。
2000年頃|『池袋ウエストゲートパーク』に登場
山下智久さんや窪塚洋介さんと共演していた作品です。
この時期の阿部さんは髪型もスタイリッシュで、細身の顔立ちが際立っています。
中性的な魅力があり、女性ファンも多かった時期ですね。
「普通にかっこよくない?」とSNSでも話題になるほど。
個性的な演技力とあいまって、存在感は抜群でした。
2002年|『木更津キャッツアイ』の猫田カヲル役でブレイク
阿部サダヲさんの知名度を一気に上げたのがこの『木更津キャッツアイ』。
木更津キャッツアイ見てたら猫田(阿部サダヲ)が尾崎豊歌いながら釣りしながら「女釣れね〜かな?女」って言ってました。本当にもう不適切にもほどがある! pic.twitter.com/AJ4yMdg6fv
— 大島育宙【ドラマ/映画/エンタメの話】 (@zyasuoki_d) February 10, 2024
V6の岡田准一さんや櫻井翔さんらと共演しており、強烈なキャラで印象を残しました。
この頃から「クセの強い役がうまい」と言われ始めます。
でも、顔立ちはやっぱり整ってます。笑顔がとても印象的で、爽やかです。
お茶の間にも“阿部サダヲ”という名前が浸透してきた時期でした。
2006年|『医龍』で金髪の麻酔医役に
金髪にした阿部サダヲさんを見て、「誰かわからなかった!」という声も。
それだけ変幻自在なビジュアルと演技力を持っているということですね。



この時期には、シリアスな役にも挑戦するようになり、演技の幅が広がっていきます。
さらなる飛躍と現在の姿
2007年|映画『舞妓Haaaan!!!』で主演
2007年、阿部サダヲさんは映画『舞妓Haaaan!!!』で主演を務めました。
この作品は、舞妓に憧れるサラリーマンが京都で巻き起こす騒動を描いたコメディ映画です。
阿部さんはコミカルな演技で観客を魅了し、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。
2011年|ドラマ『マルモのおきて』で主演


2011年、阿部サダヲさんはドラマ『マルモのおきて』で主人公・高木護(通称マルモ)を演じました。
この作品は、双子の兄妹と会話ができる犬との心温まる共同生活を描いており、阿部さんの優しさあふれる演技が視聴者の心をつかみました。
主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」も大ヒットし、社会現象となりました。
2012年|大河ドラマ『平清盛』で信西役
2012年、NHK大河ドラマ『平清盛』で、阿部サダヲさんは信西(藤原通憲)役を演じました。
信西は平安時代末期の政治家で、物語の重要な役どころです。
阿部さんは知的で策略的な人物像を見事に表現し、シリアスな演技でも高い評価を得ました。
サダヲの信西入道を全人類に見てもらえる日がもうすぐ訪れる…嬉しい…
— ルルフ🐉🌪️🚬💈 (@hervorruf) November 30, 2021
私が阿部サダヲに惚れた最初のキャラクターよ
天才政治家(そしてお茶目で冷徹)なのでよろしく
#平清盛 pic.twitter.com/Vv5qj2M9y0
2017年|大河ドラマ『おんな城主 直虎』で徳川家康役
(出典:NHK)
2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』では、阿部サダヲさんが徳川家康役を務めました。
家康の若き日を演じ、その人間味あふれる姿を描き出しています。
阿部さんの家康像は、視聴者から新鮮だと好評を博しました。
2019年|大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で主演
(出典:NHK)
2019年、阿部サダヲさんはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で田畑政治役を演じ、主演を務めました。
田畑政治は、日本の水泳界を世界レベルに引き上げた実在の人物で、阿部さんはその情熱的な姿を熱演しています。
この作品で、阿部さんは再び大河ドラマの主役として注目を集めました。
阿部サダヲ、ほんと好き
— カモ🦆ワンオペ社内SE🐈猫好き (@kazukundayo) December 2, 2024
大河ドラマの、いだてん見て好きになった。
こちらのセリフが、今の我々にも問いかけてるかと。 https://t.co/DSgUcFCl2t pic.twitter.com/fozMoDhTxS
2022年|映画『死刑にいたる病』で連続殺人犯役
2022年、阿部サダヲさんは映画『死刑にいたる病』で連続殺人犯・榛村大和役を演じました。
これまでのコミカルな役柄とは一線を画す、冷酷で狂気的なキャラクターを見事に演じ分け、観客に強烈な印象を与えています。
この挑戦的な役どころで、阿部さんの演技の幅広さが再確認されました。
2023年|映画『シャイロックの子供たち』で主演
2023年、阿部サダヲさんは映画『シャイロックの子供たち』で主演・西木雅博役を務めました。
「シャイロックの子供たち」観了。
— R.O@オカリン🐘🐷 (@vibesbyvibes) May 19, 2024
阿部サダヲらしく、コミカルで楽しい映画で、玉森くんが可愛かった。
主題歌エレカシって知らずにエンディングテンション上がりました。 pic.twitter.com/mZO5GLzbwM
この作品は、銀行内で起こる現金紛失事件を巡るサスペンスで、阿部さんはベテランお客様係として事件の真相に迫る役柄を熱演しています。
共演には上戸彩さんや玉森裕太さんが名を連ね、話題となりました。
2024年|ドラマ『不適切にもほどがある!』で主演
2024年、阿部サダヲさんはドラマ『不適切にもほどがある!』で主演を務めました。
この作品は、現代社会のさまざまな問題をユーモラスに描いたコメディで、阿部さんは独特の存在感と演技力で視聴者を魅了しています。
放送文化基金賞の演技賞も受賞し、その実力を再び証明しました。
阿部サダヲはモテモテだった⁉︎
阿部サダヲさんは、見た目のかっこよさだけでなく、その人柄からも非常にモテていたようです。
ご本人はインタビューで
「そりゃあモテたいですよ!」
出典:LEON
と率直に語っています。
学生時代の同級生からも、当時から「おもしろくて優しい」という声が多くあったようです。
また、演劇の世界に入ってからは、周囲からの信頼も厚く、仲間や共演者からも人気が高かったそう。
さらに、「結婚しても奥さんとの仲がとても良い」ということでも知られています。
家庭を大切にする姿勢も、多くの女性から支持を集めるポイントになっているのでしょう。
SNSでは「阿部サダヲみたいな人が理想」という声もちらほら。
結構本気で理想の旦那さんは
— maru (@R2_KKdb) July 1, 2020
ムロツヨシ、阿部サダヲ、大泉洋、佐藤二朗だな
優しくて、ユーモアがあって、家族思い。
そんな阿部サダヲさんの魅力に、惹かれる人が多いのも納得ですね。
最後に
阿部サダヲさんは、今や誰もが知る名俳優。
でも、元は普通のサラリーマンだったというギャップに驚いた方も多いのではないでしょうか?
そこから地道に努力を重ね、ユーモアと演技力でトップにまで上り詰めました。
若い頃の姿を見て、「意外とかっこいい!」と思った人もいたかもしれません。
今後もその魅力は、ますます輝きを増していくことでしょう。
バラエティ、ドラマ、映画と、どんなジャンルでも存在感を放つ阿部サダヲさん。
これからの活躍も、ますます楽しみですね!
「阿部サダヲの子供の学校や大学は?写真や嫁、家族エピソードも調査!」詳しくはこちら▼▼

