日本映画界を代表する名優・佐藤浩市さん。
その渋い演技と存在感で、多くの人々を魅了してきました。
そんな佐藤さんには、2人の息子さんがいると噂されています。
一人は俳優として活動している寛一郎さん。
もう一人はアナウンサーとして活躍しているという話もありますが、詳細は明らかになっていません。
今回は、佐藤浩市さんの息子さんたちについて、顔画像や家族エピソードを交えながらご紹介します。
佐藤浩市の息子2人はアナウンサーと俳優!顔画像はある?
顔画像を交えながら、ご紹介していきます!
まず、俳優として活動しているのは寛一郎(かんいちろう)さんです。
寛一郎さん(俳優)
1996年8月16日、東京都世田谷区に生まれた寛一郎さん。
寛一郎さんの名前は、家族三世代の絆と、彼の成長を願う家族の深い愛情が込められているようです。
- 「寛」:「大きくのびのび育ってほしい」という願いが込められています。
- 「一」:父・佐藤浩市さんの名前から一文字を取っています。
- 「郎」:祖父・三國連太郎さんの名前から一文字を取っています。
幼い頃から父に連れられて映画の現場を見て育った寛一郎さん。
しかし、当初は俳優の道に進むことを考えておらず、18歳の時に俳優になることを決意しました。
今夜の金曜ロードショーは『ナミヤ雑貨店の奇蹟』佐藤浩市さんの息子、寛一郎さんのデビュー作品
— ☘ 𝔰𝔦𝔭𝔥𝔬𝔫 ☘ (@Siphon_Drip) June 28, 2019
時間の都合上、原作の一章と四章は割愛されているけれどそれでも遜色はないと思う#金曜ロードショー pic.twitter.com/c0uZTATR9L
デビューと受賞歴
- 2017年:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で俳優デビュー。
- 同作での演技が評価され、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。
- 2018年:映画『菊とギロチン』で、第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞および第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞を受賞。
主な出演作品
- 2019年:映画『君がまた走り出すとき』で初主演を務める。
- 同年、TBS系ドラマ『グランメゾン東京』に出演。
- 2022年:NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演。
- 2024年:映画『シサㇺ』で主演を務める。
顔立ちは父・佐藤浩市さんにそっくりというよりも、
若い頃の祖父・三國連太郎さんに似ているという声もあります!
寛一郎君、お父様(佐藤浩市)より若い頃のお爺さま(三國連太郎)に似てる気がする
— 有森葵 (@6vdsuuaqZqwFXRy) March 16, 2025
#大河べらぼう #寛一郎 #三國連太郎 pic.twitter.com/9tlLQ1PHcL
故・三國連太郎さんの孫で佐藤浩市さんの息子さんが「寛一郎」という芸名で俳優デビューをしたらしい。なんとなく若い頃の三國連太郎さんにソックリ! pic.twitter.com/tW32w9fwbp
— アチモフ 🥞 (@Achimov_3165) March 3, 2017
演技に対する真摯な姿勢や、家族との絆を大切にする姿勢から、多くのファンに愛されています!
一方で、アナウンサーとして活動しているとされる息子さんについては、確定的な情報は出ていません。
そのため、顔画像も確認されておらず、今のところはあくまで「そういう話がある」という程度にとどまっています。
佐藤浩市の息子は前妻との子供?

(出典:Yahoo!ニュース)
実は佐藤浩市さんは、1986年にモデルの女性と結婚され、3年後に離婚されています。
『僕も一回作った夫婦という関係を簡単に壊すことを、過去にしてますからね。』
出典:note
そしてその前妻との間にも、お子さんが一人いらっしゃると言われています。
ただし、そのお子さんに関する詳しい情報は一切公表されておらず、メディアにも登場していないため、
プライバシーを大切にされていることがうかがえます。
現在、広く知られている息子・寛一郎さんは、広田亜矢子さんとの間に生まれたお子さんであり、
前妻とのお子さんではありません。
アナウンサーとして活動しているとされる息子さんについては、前妻との子供であるという噂もありますが、
佐藤浩市さんとの親子関係が公式に確認されていないため、現時点では確かな情報としては確認されていません。
佐藤浩市の現在の妻はどんな人?

(出典:YouTube)
1986年に佐藤浩市さんと結婚し、芸能活動からは引退して家庭を第一に考える生活を送られています。
公の場に姿を現すことはほとんどありませんが、その分、家族との時間をとても大切にされているようです。
佐藤さんが過去のインタビューで「家族との時間が一番の癒し」と語っていたことからも、
夫婦の絆や家庭の温かさがよく伝わってきます。
広田亜矢子さんは女優時代、美しく上品な雰囲気で知られていました。
2023年に公開された動画に佐藤浩市さんと共に出演された際の映像からも、現在も変わらぬ美しさと品格が感じられます。
社会貢献活動に積極的
さらに、佐藤浩市さんと広田亜矢子さんは、社会貢献活動にも積極的に取り組まれています。
特に注目すべきは、「フレンドホーム」という活動への参加です。
「フレンドホーム」とは…
児童養護施設や乳児院で暮らす子どもたちが、週末や長期休暇などに一般家庭で家庭生活を体験することを目的とした制度。この活動を通じて、子どもたちに温かい家庭の雰囲気を感じてもらい、社会性や自立心を育むことが期待されています。
佐藤さんご夫妻は、2023年に公開された「令和5年度里親制度広報啓発動画」にも出演され、
里親制度の重要性や、子どもたちに温かい家庭を提供することの意義について語りかける内容となっています。
このような公的な広報活動に夫婦で参加されることは珍しく、家庭や子どもたちへの深い思いが伝わってきます。

家庭を大切にしながら、社会全体にも温かいメッセージを届けるお二人の姿勢とっても素敵ですね!
夫婦の深い絆
さらに、佐藤浩市さんが俳優としての活動を長年続けてこられたのも、陰で支えてきた奥様の存在があってこそ。
表舞台には立たずとも、佐藤さんの人生においてとても大きな存在であることは間違いありません。
映画『愛を積むひと』の舞台挨拶で、佐藤浩市さんが思わず涙を流す場面がありました。
それは、奥様の広田亜矢子さんからのサプライズの手紙が披露されたときのこと。
手紙には、映画のテーマに寄り添った愛情あふれるメッセージが綴られており、佐藤さんは感極まって涙を流されました。
佐藤浩市さんと広田亜矢子さんの深い絆と、夫婦の温かい関係性が感じられます。



公の場でのこのようなサプライズは珍しく、多くの人々に感動を与えたようですね。
佐藤浩市さんへ宛てた妻からの手紙
— かやたん@もうすぐこどもの日🎏🪆🥮 (@seedagx) June 20, 2015
23年前に浩市さんからいただいたお手紙にあった『僕は一生あなたの味方です』という言葉を今も忘れません……
佐藤浩市さんが涙するのは当然のことだろう。私でも、そんなことをされたら泣く。。。☆
佐藤浩市の家族エピソード
「俳優にはなってほしくなかった」父の複雑な想い
佐藤浩市さんの父親は、日本映画界を代表する名優・三國連太郎さんです。
三國さんはその卓越した演技力と存在感で、多くの作品に出演し、長年にわたり観客を魅了してきました。
佐藤浩市さんは、父・三國連太郎さんとの関係について、「一緒にいることのハードルを上げすぎた」と語っています。
共演作が『人間の約束』(1986年)、『美味しんぼ』(1996年)、『釣りバカ日誌19』(2008年)、『大鹿村騒動記』(2011年)の4つしかなくて、2人は仲が悪いと決めつけられました。でも、現実問題として距離感はあったにせよ、それほど仲が悪いわけではなかったです。
出典:note
共演作が少なかったことから「仲が悪い」と決めつけられたものの、実際には芝居の話をよくしていたといいます。
ですが、幼少期に父が家を出て以降、生活を共有する意識はほとんどなかったとも述べています。



このような距離感が、「確執」と受け取られたのかもしれませんね。
また、佐藤さんが俳優になると宣言した際、
三國さんは「僕は何も教えられないよ、だったら親子の縁を切りましょう」と突き放したといいます。
しかし、後年になって「お前に、何にもなかったら、どうしようかと思った」と
本心を吐露したことから、三國連太郎さんの父としての思いがあったことが伺えます。
そんななかで、自らも俳優としての道を選び、その中で葛藤しながら成長してきた佐藤浩市さん。
息子・寛一郎さんが俳優を志したときには、
「自分は父に反発してきたのに、息子には反対できない」という複雑な気持ちを抱いたそうです。
最終的には「自分の道を進め」と背中を押し、父として温かく見守る立場になりました。
息子に見せる父のやさしい背中


(出典:スポーツ報知)
佐藤浩市さんと息子・寛一郎さんが初共演した映画『一度も撃ってません』(2020年)では、
親子ならではの微笑ましいエピソードがありました。
撮影中、佐藤さんはわざとNGを出し、
「安心させてやりたかったんだよ!」とあるテレビ番組に出演した際、語っています。



寛一郎さんをリラックスさせたいという父親の優しさが込められていますね。
また、佐藤さんは共演を通じて「今まであったある種の垣根みたいなものはなくなった」
と述べており、親子の関係性に新たな一歩を感じさせるコメントを残しています。
2023年8月の舞台あいさつでは、
寛一郎さんが「いまいましい佐藤家のDNA」と冗談を交えた発言をした際、
佐藤浩市さんが「コラッ!」と一喝し、場内が笑いに包まれたというエピソードもあります。
このようなやり取りから、親子の温かい関係性が伝わってきます。
◆キャスト紹介
— 映画『せかいのおきく』公式<記念上映決定!> (@okiku_movie) February 27, 2023
#寛一郎 さん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1996年、東京都出身。
映画『#せかいのおきく』では元・紙屑買いの【中次(ちゅうじ)】を演じます。
憂いを秘めた眼差しに宿る恋心に胸が締め付けられます。#佐藤浩市 さんとの親子共演も必見👀! pic.twitter.com/DV38u0vePl
さらに、寛一郎さんは、
過去のインタビューで「父は演技について細かく語ることはないが、その背中から学んでいる」
といった趣旨の話をしており、親子の間には静かな信頼が築かれているようです。
家族全員がそれぞれの場所で輝きながら、お互いを支え合っている、
そんな理想的な関係が佐藤家にはあるのかもしれませんね。
おわりに
俳優として確かな存在感を放ち続ける佐藤浩市さん。
その背後には、親子三代に受け継がれる表現の力と、家族を大切にする温かな絆があります。
息子の寛一郎さんは、名優である父や祖父の背中を見ながら、自分らしいスタイルで俳優の道を歩んでいます。
もうひとりの息子とされる人物については確かな情報はありませんが、
それもまた家族のプライバシーを大切にしているからこそかもしれません。
そして、佐藤さんをそっと支え続ける妻・広田亜矢子さんの存在も印象的です。
家族との温かな関係や社会貢献への思いから、その誠実な人柄が伝わってきます。
俳優として、人として、そして父として。
佐藤浩市さんが築いてきた人生には、深い思いと歩みがあります。
これからも家族と共に、それぞれの場所で輝く佐藤ファミリーの姿を見守っていきたいですね。