2022年9月18日、北海道の森町で行われたイベントで、11歳の女の子が運転するゴーカートが暴走し、はねられた2歳の男の子が病院で死亡しました。
この記事では、この事故の主催、レーシングカート使用について、安全管理の問題についてなどを詳しく調査しました。
北海道ゴーカート事故の概要
事故の詳しい状況をまとめました。
- 2002年9月18日午前
- 宿泊施設「グリーンピア大沼」で開かれていたモータースポーツの体験イベント
- コース1周200mで一人3分間、自由に周回
- 女児(11)が運転するゴーカートがカーブを曲がりきれず直進、見ていた子どもたちに衝突
- 時速40キロのスピードで直進し、コース外に飛び出した
- 死亡した男児(2)のほかに男児(4)が軽傷
- 運転していた女児にケガなし
3分間の走行体験が終わり、ゴーカートをピットレーン区画に誘導したところ、女の子がアクセルとブレーキを踏み間違え、子どもたちのグループに突っ込んだとみられるということです。
引用:Yahoo!ニュース
女児が、ピットレーンに入ろうとしてアクセルとブレーキを踏み間違えたのでは?という報道もありました。
ゴーカート事故の主催者は函館トヨタ!?
ゴーカート事故の主催者について調べてみました。
同施設では地元のトヨタ自動車系ディーラーが新車試乗イベントを行っており、子ども向けのゴーカート体験コースが設けられていた。
引用:朝日新聞デジタル
このチラシや報道からも、主催者は函館トヨタ系列の会社だということがわかります。
函館トヨタ・函館トヨペット・トヨタカローラ函館・ネッツトヨタ函館との記載があります。
主催者のトヨタ系販売会社が謝罪しています。
では、この事故の安全性に問題はなかったのでしょうか?
ゴーカート事故での問題点| レーシングカー使用と安全管理は?
事故での問題点をまとめました。
- 遊園地などで使われるゴーカート(時速30キロ)ではなくレーシングカート(時速40キロ)だった
- レーシングカートを子供に運転させた
- 速度を調整するリミッターやアクセル開度制限がない
- 観客をガードする鉄柵などはなく、コーンが置いてあっただけ
- 観客がいる場所が長い直線の後のカーブだった
世間の声を見てみましょう
このように、主催者側の安全管理を疑問視する声が多く聞かれました。
世間の声で特に多いもの
- ゴーカートではなくレーシングカートを使っていた
- 観客のガードがコーンだけだった
以上のことを問題とする意見が多くみられました。
ゴーカートじゃなくて時速40キロも出るレーシングカートを使っていたのはなぜ!?色々と安全管理がずさん!
この事故は本当に防げない事故だったのでしょうか…
警察は安全対策に問題がなかったか捜査
【追記】
警察は9月20日、男児の死因が脳挫傷であることを明らかにしました。
警察は、会場の設営について安全対策に問題がなかったか、業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めています。
まとめ
この記事では、北海道で起きたゴーカート事故について、調査しました。
この事故の主催者は、車の販売会社です。
車を知り尽くしたはずの会社が起こしたこの事故の責任は、重大ではないでしょうか。
現在、警察は安全管理が適切だったかなど当時の状況を調べています。
今後、新しいことが分かり次第、追記していきます。