2022年5月、20歳の酔った女性に性的暴行を加えた容疑で、同志社大学アメフト部の4人が逮捕されました。
この記事では、この事件について詳しく解説していきます。
同志社大学アメフト部員の4人が逮捕【顔写真】
同志社大学アメフト部員の4人が逮捕されたことで、新聞各社が速報で記事を出しています。
4人の逮捕容疑は、共謀し、5月21日未明、京都市中京区のバーで女子大学生(20)と飲酒した後、上京区の大学生(21)宅に連れ込み、午前4時35分~同5時25分の間、酒に酔って抵抗できない女子大学生に性的暴行を加えた疑い。府警は4人の認否を明らかにしていない。
引用:京都新聞
【追記 2022.9.29】
飲酒で酩酊状態の女性に乱暴したとして、京都地検は29日、準強制性交の罪で、同志社大学アメリカンフットボール部「WILD ROVER」所属の片井裕貴容疑者(21)=京都市上京区=ら4人を起訴した。
引用:産経新聞
2022年9月29日、性的暴行を加えた疑いで逮捕されていた同志社大アメフト部の4人が準強制性交罪で起訴されました。
【追記】同志社大学アメフト部員4人は証拠隠滅を図っていた
2022年9月29日、新たに明らかになった事実があります。
逮捕された同志社大学アメフト部員4人は、証拠隠滅を図っていたのです。
捜査関係者によりますと、携帯電話を解析した結果、4人が参加していた「LINE」のグループトークが犯行後に消去されていたことが分かりました。
被害を受けた女子大学生は事件当日、警察に「レイプされた」などと相談していたということです。
警察は4人が証拠隠滅を図ったとみて調べています。
引用:Yahoo!ニュース
LINEのグループトークを消去していたことが判明…!
あまりにも卑劣な行動に開いた口がふさがりません。
【追記】同志社大学アメフト部員4人は否認と黙秘
逮捕された同志社大のアメフト部4人は、京都府警の調べに対し、1人は否認し、3人は黙秘しているとのこと。
地検は認否を明らかにしていません。
(2022年9月29日、新たに明らかになった事実)
4人のうち一部は、これまでの調べに対し行為自体は認めつつも「女性と認識の違いがあった」と供述していましたが、その後黙秘に転じたということです。
引用:Yahoo!ニュース
地検は認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、これまでの京都府警の調べに対し、1人は否認し、3人は黙秘している。
引用:産経新聞
アメフト部4人に対する世間の声
アメフト部4人に対する世間の声を見てみましょう。
1人は否認、あとは黙秘と。 スポーツマンとして正々堂々と 謝罪して罰を受ければいいのに。
引用:Twitter
黙秘するのは自由だし、弁護士の指導かもしれない。ただスマホを解析すれば証拠は残っている。状況からみて素直に謝罪した方が被害者も本人にも良いと思うのだが。
引用:Yahoo!ニュースコメント
これからの人生の方が長いのだからきちんと被害者の女性と向き合い、謝罪しやり直した方が良いと思う。
黙秘して?謝罪も反省もしてないのが許せないです。
アメフト部4人が否認、黙秘をしていることに対して厳しい声が大変多くみられました。
同志社大学アメフト部員4人の処分は退学?
同志社大学アメフト部員4人の処分は退学になるのでしょうか。
同志社大学アメフト部は大学アメフト界の強豪が集う関西学生1部リーグに所属しています。
同志社大学のコメントは以下のとおりです。
本学の学生が性的暴行を加えたとの疑いで逮捕されたとの報道がなされています。事件の詳細についてはまだ把握できていませんが、大学としても極めて深刻な事態と受け止め、被害を受けられた方に対して心からお見舞い申し上げるとともに、社会をお騒がせしていることに対し、深くお詫び申し上げます。
今後の捜査と事実の解明に全面的に協力することはもちろんのこと、事件を起こした当該学生および所属クラブに対する処分を含めて、厳正に対処してまいります。
引用:同志社大学HP
同志社大学 学長 植木朝子
同志社大学は、「事件を起こした当該学生および所属クラブに対する処分を含めて、厳正に対処する」と明言されています。
逮捕された4人に何らかの処分が下ることは間違いなく、また、退学の処分が下る可能性も否定できません。
さらに、アメフト部に対しての処分が下る可能性まであります。
一部の学生の事件によって、今後、アメフト部にまで厳しい処分が下るかもしれませんね。
では、過去の同様の事件から、今回の事件の処分について推察してみましょう。
同志社大学アメフト部員と部に対する処分は?過去の事件から推察
同志社大学アメフト部に対する処分を予想してみました。
過去にあった「京都大学アメフト部事件」
過去にあった同様の事件から今回の事件の判決と、大学からの部員とアメフト部に対する処分を推察していきます。
京都大学アメフト部レイプ事件は、2005年12月に京都大学のアメリカンフットボール部(京都大学ギャングスターズ)の男性部員3名が酒に酔った女性2人に対し集団強姦を行った性犯罪事件である。
引用:ウィキペディア
この事件で、加害者の部員3人の判決は以下のとおり。
- 1人は懲役4年6ヶ月の実刑判決
- 2人はそれぞれ懲役3年執行猶予5年、懲役2年6カ月執行猶予5年の有罪判決
大学からの処分は、以下のとおりです。
- 京都大学は加害学生を放学処分
- アメフト部はその年の春の競技会の出場を辞退
放学処分とは「学校をやめさせられる」こと。 「退学処分」の意味で用いられることも多いですが、学校によっては退学処分よりも重いのだそう。
同志社大学アメフト部に対する処分
同志社大学アメフト部に対する処分について、世間の予想について調べました。
世間でもすでに、連帯責任論というワードが見られます。
逮捕された4人への処分だけでなく、部に対する処分もあるのではないか、という予想が見られました。
【追記】2022.9.9
その後の続報で、アメフト部は無期限活動停止になりました。
今期リーグ戦も辞退に…。
やはり連帯責任として、部への処分も予想どおりに重たいものになりました。
【追記】2022.9.15
同大からは13日に正式に辞退の申し入れが届いた。リーグは7戦全敗で8位が確定し、2部1位との入れ替え戦も辞退したため、2部に落ちる。同連盟の山田恒治専務理事は「出場辞退による自動的な2部降格は初めて」。
4人の起こした事件が、他の仲間にまで大きな影響を及ぼしました。
世間では、以下のような意見があります。
被害者の事を考えると、2部降格どころか廃部が妥当な線
部活ではなく、外で起きた事に対しての部全体の処分は、4人以外の部員にとってはとんだとばっちり
犯罪行為が部員のみで行われている点と、この4人が該当するかは別として部として選択を行い、一般入試とは別枠での入試制度を取っている以上、部としての責任は大きい
4人以外の部員に同情する声もありましたが、厳しい声もあり、賛否両論でした。
まとめ
この記事では、「性的暴行を行い逮捕された同志社大学アメフト部員の処分」についてレポートしました。
過去にあった「京都大学アメフト部事件」では、大学が部員へ処分を下したのは逮捕から約2ヶ月後。
今回の事件についても、数カ月のうちに何らかの処分が下ることと思われます。
【追記】
2022年9月29日に起訴されたことにより、近いうちに処分が下されるのではないでしょうか。
今後の続報に注目していきます!