今や音楽シーンを代表する存在となったバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」。
その中心にいるのが、ボーカル・作詞作曲を手がける大森元貴さんです。
彼の作る楽曲はどれも耳に残るメロディと独創的なアレンジが魅力で、
「大森元貴さんって絶対音感があるの?」
「音楽って独学?それとも音大出身?」
「楽譜が読めないのにどうやって作曲してるの?」
といった疑問がネット上でも多く見られます。
この記事では、そんな大森元貴さんの音楽的才能の秘密に迫るべく、信頼できるインタビューや番組内容をもとに徹底調査!
気になるポイントをわかりやすく、詳しく解説していきます!
大森元貴は絶対音感がある?
絶対音感ではない?でもセンスは天才級!
絶対音感があると公言してはいませんが、彼の音感や音楽センスの高さについては、多くの著名人やファンが絶賛しています。
そのメロディセンスは、まさに天性の才能といえます。
また、音楽経験者からは
「絶対音感じゃなくても、相対音感で十分に耳コピや作曲はできる」
という意見もありました。
特定の音をすぐに言い当てる「絶対音感」がなくても、音と音の違いや関係を聞き分ける力(相対音感)や練習によって、作曲や歌は十分にできるんです!
大森さんもまさに、自分の耳とセンスを活かして、素晴らしい音楽を作り上げています。
絶対音感とは、ある音を単独で聞いたときにその音の高さが分かるというもの。
英語ではperfect pitch(パーフェクト ピッチ)と言います。
音を比較して認識する相対音感とは違って、音そのものを直接的に認識できるのが特徴です。
具体的には、ピアノの音だけを聞いてドレミを当てられる能力といった方が分かりやすいでしょう。
幼い頃から音感トレーニングをしていると身に付きやすいと言われています。
引用:ピアノサプリ
相対音感とは、最初に基準音が与えられると次に聞いた音の階名が浮かぶ能力のことです。
ある音を単独で聞いただけで音の高さを認識できる絶対音感とは異なります。
ほとんどの人が潜在的に持っているのが最大の特徴で、音感トレーニングをしなくては身につかない絶対音感とは一線を画します。
音感トレーニングによりその能力を引き出し、楽器演奏などに生かすことができると言われています。
引用:ピアノサプリ
さらに、音楽界のレジェンド・吉田拓郎さんも、大森元貴さんの才能に驚きを隠せませんでした。
吉田拓郎、50歳差“ミセス”に賛辞連発「ぶっ飛んだ、しびれるね~」(写真 全2枚)https://t.co/m2a0Q3YGXp
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) May 29, 2017
#吉田拓郎 #MrsGREENAPPLE @AORINGOHUZIN pic.twitter.com/2NobXhgRlE
2017年当時、Mrs. GREEN APPLEの音楽を聴いた際には、こんなふうに語っています。
「これはぶっ飛んだ。この人たちはまず間違いなく大ブレイクする。すごいなと思いました。よくぞここまでやってくれた!」
引用:ORICON MUSIC
さらに続けて、
「皆さん、大注目ですよ。しびれるね〜。新曲を聴いてるみたいな新鮮さがあって、しびれましたね」
引用:ORICON MUSIC
と、音楽の新しさや完成度の高さに強い衝撃を受けた様子が伝わってきます。
まだデビュー間もないころから、すでにプロ中のプロがその才能を確信していたのです。

これほどまでにレジェンドを感動させるアーティストは、そう多くありませんね。
大森元貴は音大卒ではなく歌は独学?
バンド活動を10代から始めており、学校で音楽理論を学んだこともないとのこと。
ずっと音楽のある環境ではあったんですけど、音楽一家で育ったわけではありません。
引用:ファッションプレス
我流です。僕は音楽の理論はわからないので、楽譜をかけないんですよ。
本人もこのように語っており、完全に独学で音楽を習得しているようです。
私自身も驚きましたが、SNSでも
「すごすぎる!音大卒じゃないの?」
「独学ってほんと?信じられない!」
といった声がたくさん見られます。
もっくん、ぜーんぶ独学で楽器やってるの?!ま、まさか一億年に一人の天才⁉⁉⁉気づくの遅いか…w最近、ネットであえてミセスって打たずに検索して、そこからミセスを探すのにハマってw分かりませんか?#ミセスグリーンアップル #ミセス #MrsGREENAPPLE #ミセス好きな人と繋がりたい
— れいか (@reirei727) January 6, 2019
ミセス沼る前は大森元貴をおおもりげんきだと思い込んでてげんきくんっていうのかー!音大とか出てるのかな?😊📱▶︎もときだったし音大どころか独学でメジャーデビューしてて椅子から転げ落ちた。
— minmin🍏BABEL10/25.11/16🛕🦅 (@aoringominmin) October 27, 2024
小6で初作曲!驚異の才能
大森さんが初めてオリジナル曲を作ったのは、なんと小学6年生のころ。
中学に上がる頃にはすでに「曲を作っている子」として学校でも有名で、Mrs. GREEN APPLEのギター担当・若井滉斗さんもその才能に驚いた一人です。
若井滉斗さんが当時のことをこのように語っています。
「同級生の間で、大森が曲作ってるらしいって有名だったんですよ。
まあ、それをじゃあ僕も聴いてみようと思って聴いたら、「え?これ本当に1人で中学生が作ってるの?」っていうぐらいのクオリティで。めちゃくちゃびっくりしましたね。」
引用:さくらいっぽTV



幼い頃から独学で作曲をするなんて、本当に凄いですよね!
ボイストレーニング経験もなし
歌についてもレッスンは一切受けていないとのこと。
6月2日に放送された、TBS系「テレビ×ミセス」でも、
ボイストレーニングしている姿を見たことがない
とメンバーから言われた際に、
ボイトレしてない!元々してない!
と答える場面がありました。
変声期の頃にバンドで歌い続けた結果、普通は声が低く太くなるはずのところが「小学生の時より声が高くなった」というエピソードもあります。
自然な成り行きでミックスボイスを習得し、現在では「声楽家が選んだ30代以下の歌が上手い歌手ランキング」で堂々の1位にも選ばれています。



まさに圧倒的な歌声の持ち主です!!
大森元貴は楽譜が読めないし書けない?作曲の方法は?
大森さんは2024年のテレビ番組で「譜面は読めないし書けない」と語っています。
出演者たちが驚く中、大森さんは「でも曲は作れてる」と笑いながら話していました。
では、楽譜を使わずどのようにして曲を生み出しているのでしょうか。
大森さんの独特な作曲方法について、順番にみていきましょう!
作曲の方法①:イメージから始まる
YouTube番組『よにのちゃんねる』で、timeleszの菊池風磨さんから
「曲って、どうやって思い浮かぶの?」
と聞かれた際、大森さんは
「歌ってる画」
と答えていました。
つまり、頭の中にまず「自分が歌っているシーン」が浮かび、それにコードやメロディが後からついてくるのだそうです。
このように、譜面や理論ではなく、視覚的なインスピレーションから作曲が始まるのが特徴です。
作曲の方法②:DTMによるデモ制作
中学1年生のころから始めたというDTM(デスクトップミュージック)。
大森さんは現在もパソコンを使ってドラムやピアノのフレーズを打ち込み、一人でデモ音源を完成させています。
飽きっぽい性格もあり、1〜2時間で一気に作り上げることも多いそうです。
作曲の方法③:メンバーが耳コピ!
大森さんが作ったデモ音源は、Mrs. GREEN APPLEのメンバーに共有されます。
- 藤澤涼架さん(キーボード)
- 若井滉斗さん(ギター)
この2人が、耳で聴き取って自分のパートを再現しているのです。
藤澤さんは音大出身なので、時にはコードや構成の相談をすることもありますが、基本的には楽譜なしの“耳頼み”スタイルだそうです。



藤澤さん、若井さんも相当凄いですよね!
作曲の方法④:大胆な展開で飽きさせない
大森さんは曲づくりで「自分が飽きたら、聴いてる人も飽きる」と考えているそうです。
そのため、大胆なリズムチェンジや、予想外の展開を盛り込むこともあります。
例として、2024年の楽曲『ライラック』では20秒間に3拍子と4拍子が8回も入れ替わるという驚きの構成です!
クラシック界のヴァイオリニスト・木嶋真優さんも
「楽譜を読めたら、逆にこんなアイデアは出ない」
と発言されています。
楽譜にしばられない自由な発想だからこそ、大森さんにしか作れない音楽が生まれているのかもしれません。
まとめ:型にはまらない“感覚型の天才”
大森元貴さんは、絶対音感を持っていると公言してはいませんが、相対音感や抜群のセンスを活かして、数々の名曲を生み出しています。
音楽大学を出ているわけでもなく、理論も学んでいない。
それでも、幼い頃から独学で身につけたスキルと感性によって、プロのアーティストや音楽ファンを魅了し続けています。
譜面が読めなくても、イメージと感覚で曲をつくる。
その自由なスタイルこそが、大森さんにしか出せない“ミセスの音”を支えているのです。
今後も、大森元貴さんの感性から生まれる音楽が、多くの人の心に響き続けることは間違いありません。



